2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

寺報『淨泉寺通信』第4号を発行しました。

浄土真宗本願寺派淨泉寺の活動をお知らせする『淨泉寺通信』(A4カラー両面)は、1月、4月、7月、10月に年間4回発行しています。 ご縁の方には定期的に郵送しております。 ご希望の方はコメント欄に「淨泉寺通信郵送希望」と書いてお送りください。さて、寺…

親鸞聖人750回大遠忌法要を振り返って

昨年4月から勤修されてきた親鸞聖人750回大遠忌法要が本年1月16日ご満座を迎え円成いたしました。50年に一度の大遠忌法要の集大成となる御正当法要は、わたしが親鸞聖人に感謝を伝える法要でもあります。親鸞聖人は今から750年前の1263年1月16…

3月16日はじめての歎異抄講座開催しました

毎月開催している「はじめての歎異抄講座」第6回を、3月16日(金)19時よりフレサよしみにて開催いたしました。10名の方にご参加いただき、ご講師の西光義秀師より歎異抄第三章についてのわかいやすい解説をいただきました。ご参加いただいた皆さま、誠にあ…

カフェで歎異抄講座はじまる

3月12日(月)から毎週月曜日17時から18時まで、 東松山駅前まちカフェにて「はじめての歎異抄講座」開催しています。 ひとり500円で事前申込みは必要ありません。 答えのない人生だからこそ、関心のある方はどなたでも。 勧誘はしません。 ところで、昨日の…

311祈りの日

この日、被災地に行けなかったわたしは、毎週法話に寄せていただいている埼玉県の日帰り温泉「小川温泉花和楽の湯」様で、募金箱を持ってしばらく立つことを選びました。 お坊さんが温泉の入り口でひとり、募金箱を持って立っている。営業上どうかと思えるこ…

仏教の真理

仏教の真理には一点の曇りもなく、わたしたちの寄る辺として、これからも永遠にわたしたちを導いてくださいます。混沌を極めている時代だからこそ、独立したその真理の孤高さは際立っているように見えますが、それを説く側の僧侶が、その真理を見失っている…

4月8日わくわく子ども会開催します

埼玉県の浄土真宗本願寺派淨泉寺住職です。 淨泉寺のホームページはコチラ http://www.j-yoshimi.net/地域に根差した活動の一環として、周辺の子どもたちを招いて「わくわく子ども会」を開催します。4月8日(日)9時30分から12時 淨泉寺にて(駐車場あり) …

大悲は小悲に寄り添う

昨夜のNHKクローズアップ現代「被災3000人のアンケート・震災の生きた記録」に感動。父と母と娘が車で逃げようとした時、津波が襲って来た。 父が娘を乗せてエンジンをかけて出発しようとした時、乗り遅れた母が波にさらわれた。車は波に押されるように走…

ヨガサークルアムリタ スタート!

ヨガサークルアムリタ スタート! 埼玉県の地元の方に、もっとヨガを身近に気軽に楽しんでもらいたいという思いから、 埼玉県の淨泉寺坊守である福井桂が、 ヨガサークルアムリタを立ち上げました。 体験参加は随時無料です。どうぞお気軽にお越しください!…

浄土の哲学

善導大師が「自身は現にこれ罪悪生死の凡夫、曠劫よりこのかたつねに没し、つねに流転して、出離の縁あることなしと信ず」(『教行信証』信文類・引文)と言われる場合の「自身」とは、時空を超えた永遠の自己のことです。有限の時空の中の人間としての自己…

親鸞聖人の教え

親鸞聖人は平安時代も終わりに近い承安3(1173)年の春、京都日野にお生まれになり、9歳にして出家・得度、範宴と名のられて比叡山にのぼり、不断念仏を修する堂僧として20年間、「生死いづべき道」を求めて厳しい学問と修行に励まれました。建仁元(1201)年、2…